在来木造は柱と梁でつくられる住宅

2011.12.16

在来木造は柱と梁でつくられる住宅なので、集成材にしても国産材にしても、丈夫にするためには細い柱は使わないようにしましょう。洋間は「柱は隠れてしまうから」といった理由があっても、価格を抑えるために細い3寸や3.5寸の柱は使わないほうがよいのです。なにも「5寸に」などとは言わないものの、4寸サイズの柱や土台は使いたいものです。できればすべてヒノキにしたい。梁は国産の松とはいかないので米松、それも乾燥材を私は使うことにしています。

[参考情報]
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地震を考えると大切になってくるのが筋交いの役割です。筋交いの入った壁は耐力壁といって、地震に対抗する役割を果たす大切な部分です。柱と柱の間に斜めに入れるこの筋交いは、4.5センチ×9センチが一般的ですが、阪神淡路の震災で筋交いが引き抜かれ、建物が壊れた事例がありました。このような被害を防ぐためには「2×6」のように、構造用合板を外壁面にすべて貼り、筋交いも取りつければ良いと思います。こうすることで点接合の木造住宅が、枠組み壁工法のように面接合の強い構造に変わります。ほとんどの建築業者はこんなことは知っているのですが、介板の価格と追加手間がネックになります。それだけに一般的にこのような工法を採用している会社や設計士・工務店が、少ないのが現実ではないでしょうか。