優遇金利制度というのは、その銀行が給与振込み先になっている、電気・水道・ガスなどの公共料金の引落しを行うなどの一定条件を満たしている人に対して、店頭表示の金利より金利を低くするという制度である。同様にキャンペーン金利と称して期間を限って金利を低くする制度もある。いずれにしても店頭表示金利から一定の幅で金利が低くなる点に変わりはない。この優遇金利には、完済までの全期間にわたって優遇されるものと、優遇期間が利用期間中の一部に限られるタイプとがある。
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全期間優遇してくれるほうが安心感は高まるが、優遇幅は小さくなり、一定期間に限って優遇するタイプのほうが、優遇幅が大きくなる。全期間にわたって優遇するタイプでは、優遇幅は0.7%程度のところが多い。たとえば、2.375%の変動金利型であれば1.675%になる。仮に5年後の金利が3.5%に上がったとすれば、そこからもやはり0.7%差し引いて2.8%の金利が適用されることになる。これに対して、一定期間のみの場合には優遇幅が1.0%から1.5%程度に拡大される。特に固定期間選択型で特約期間の短いローンほど、その優遇幅が大きいのが特徴だ。固定期間選択型の特約期間3年の場合、店頭表示金利が2.70%とすれば、それが1.4%優遇されて1.3%になったり、1.5%優遇されて1.2%になったりする。最近は少なくなったか、1.0%や0.8%といった超低金利を売り物にしたローンは、ほとんどが固定期間選択型の特約期間2年、3年のローンだった。