木の強さは、財団法人日本住宅・木材センターが行った実験で明らかになっています。日本住宅・木材センターでは、木とコンクリートと鉄が、1平方センチあたりどれだけの圧縮力に耐えられるかという実験を行いました。木は300〜400キログラムの重さに耐えられます。コンクリートは2000キログラム、鉄になると3500キログラムもの圧縮力に耐えられます。このデータだけで判断すると木は鉄よりも弱いと思われますが、こ
鉄とコンクリートを上回る木の強度... の続きを読む
建築士のCさんはこんな現場を目にした。「突貫工事が間に合わないと、コンクリートが乾くまでに必要な養生期間までも短縮し始めてしまうことがあります。このために、数年後にはこのコンクリートはヒビが入る危険性が出てきます。また、納期の都合上、雨の日も作業せざるをえなくなる。雨濡れ厳禁の合板が濡れてしまっても十分な乾燥をさせずに、そのまま据え付けることも。これでは、将来的なカビの原因になりかねません」また、
突貫工事が欠陥を生み出す... の続きを読む
依頼者のNさんが、こう言いました。「隙間のない物件はいくらでもあるでしょう。私の会社はマンションの一室ですが、そこの隔てパネルには隙間がありません。モデルルームでいろいろな仕様をチェックして契約しましたが、バルコニーの隔てパネルについては、モデルルームにありませんでした。ですから、今日、初めて現物を見て、これではダメだと申し上げているんです」この言葉に、売主も黙りました。「モデルルームの通りなんだ
「家」として大事なところをしっかりチェック... の続きを読む
固定資産の中には、現場でみなさんが使ういろいろな設備、足場とかクレーンとかをはじめ、ブル、ダンプ、ユンボ(パワーショベル)などという重機・車両および事務所などの建物や資材置場の土地まで入っている。いずれもみな、みなさんが仕事を進めていくのに必要なものばかりである。事業規模の大小にかかわらず、年間完工高に対して一定の比率で固定資産を持っている傾向がうかがえる。むしろ事業規模が大きくなるほど、その比率
仕事をするには道具がいる... の続きを読む
1年間にどれだけの土地取引があるのでしょうか。法務省の調べでは、このところ220万件前後で推移しています。70年代はじめの列島改造期には350万件にものぼっていましたから、そのころと比べると落ち着いているといえます。土地転がしが横行しているといわれましたが、全国ベースでみれば、最近の値上がりブームでも取引件数は大きな変化をみせませんでした。しかし、取引面積は最近5年間、増え続けています。国土庁調べ
誰がどんな目的で取引するのか... の続きを読む
仮にご祝儀家賃が相場より10%高かった場合、利回りは入居者が変わることによって一割少なくなってしまいます。新築物件で比較的良好な物件でも、表面利回りは9%程度です。諸費用や空室リスクを勘案した実質利回りは、良くても8%程度でしょう。この場合に、80%前後のローン(20年返済)を組んで物件を購入すると、キャシュフローにあまり余裕がありません。数年後、入居者が入れ替わって家賃も下がってしまったら、いつ
新築時のご祝儀家賃ではなく、通常の相場で考える... の続きを読む
サイディングによっては塗料が指定されている場合もあるので、前もってサイディングメーカーに問い合わせたほうがよいでしょう。サイディングそのもの以上にメンテナンスが必要なのが、サイディング材の継ぎ目のシーリングです。切れたりはがれ落ちたりしていると、そこから雨水が染み込む心配があるので、時々シーリングをチェックします。部分的なはがれなどは自分でも補修できますが、施工後一〇年以上経って全体的に劣化が進ん
ブラシ付きのホースなどを使って丸ごと水洗いを... の続きを読む
人間、湯につかると幸せな気持ちがこんこんと湧いてくる。この幸福感には確信などなにもない。ただそこ抜けのような至福のひと時で、それは一定の広さがあれば、もっと深いものとなる。顎の先まで湯に浸かる。すると脱力している自分から抜けたたおやかな波紋が、バスルームいっぱいに広がる様を、なに気なく立ちのぼる湯気の向こうに感じているようである。何も考えない。口を半開きにして、無防備に己を湯にまかせる。まるで宇宙
湯船に入ることは日常のものではない... の続きを読む
住宅資材業界は折からの住宅ブームを背景に好況に沸いているが、この勢いはやがて減速へと向かうことは必至である。そして次に待っているもの、それは以下にみる問題である。問題は二つある。一つは、プレハブ住宅メーカーを中心とした資材メーカーの系列化がことのほか進んでいる。この系列化が今後とも進行するのか、それともしないのか。たとえば、床材特に木質フロアではこの傾向が強い。つまりプレハブ住宅メーカーが製品開発
抱懐する問題点... の続きを読む
変動金利ローンはもちろん、固定金利と変動金利を選択できるタイプのローンでも、何をとるか、固定期間が終わったらどうするか、さらに固定にするか、変動にするか。繰上げ返済を使うべきか、条件変更をすべきか。そして、場合によってはさらに有利な住宅ローンヘの再借り換えも必要になってくるだろう。そうしたいちいちの判断を自分でする。すなわち、公庫から民間への借り換えをするということは、住宅ローンに対する考え方を変
有利な住宅ローンヘの再借り換えも必要に... の続きを読む
私は、自宅の工事の時に立ち会って知っていたのだが、ほとんどの人は隙間の大きさを知るのは初めての体験のようで感動した様子だった。一般的な家では、その五〜六倍はあるという説明に、一同大きくうなずいた。その後、家の中を自由に見学させてもらった。天井収納はしごを降りてきた人が、「小屋裏がとても涼しいですよ」と言ったので、私も上がらせてもらった。しかしそこには、わが家の小屋裏では感じたことがない暑さがあった
コンクリートの基礎部分を内断熱にしている... の続きを読む
優遇金利制度というのは、その銀行が給与振込み先になっている、電気・水道・ガスなどの公共料金の引落しを行うなどの一定条件を満たしている人に対して、店頭表示の金利より金利を低くするという制度である。同様にキャンペーン金利と称して期間を限って金利を低くする制度もある。いずれにしても店頭表示金利から一定の幅で金利が低くなる点に変わりはない。この優遇金利には、完済までの全期間にわたって優遇されるものと、優遇
優遇金利制度にはふたつのタイプがある... の続きを読む
私は以前に不動産売買を検討したことがあります。私は今となっては無理ですが、マンションあるいは一戸建て住宅を買うのが夢でした。私は手ごろの中古マンションがあるということを聞き、不動産屋さんに情報を仕入れにいきました。このマンションは最寄駅から徒歩5分ぐらいのところにある中古マンションでした。どちらかというと住む部屋というよりは、会社のオフィスに近い間取りでした。不動産屋さんの話しだと駅から近いし、も
不動産売買を考えていたころ... の続きを読む
私が以前住んでいた中古マンションの話です。そこは築30年以上の古いマンション。確かにデザインは古いかもしれないですが、そこまで古いという印象はありませんでした。と言うのも、定期的に修繕をされていたようです。特に引越しをする前にドアの取替えもされていたので、かなりキレイなマンションだと感じました。内装は確かにちょっと天井が低かったですが、生活する中では特に問題ありません。むしろ、天井が低い分だけ収納
地震にも負けない中古マンション... の続きを読む
不動産業者から、物件の善し悪しを決めるのはあなた次第と言われてしまった。自宅と土地を売りに出すのだが、業者から自宅と土地のアピールできる部分を教えて欲しいと言われたが、別にないと答えてしまった。それではなかなか売れないようだ。そこで家のこれまでのいきさつを調べてみた、どんな経緯で家がここに建つことになったか?誰が作ったか?どんな土地か調べてみた。そうしたら思いがけず興味深いことを知った。まずこの土
物件の善し悪しを決めるのはあなた次第... の続きを読む
固定資産の減損会計のみではなく、金融商品やたな卸資産の減損(評価損の計上)の処理にも用いられる処理方法です。毎期末に必ずしも時価評価を行うわけではありませんが、一定の事実があった場合に時価を重視する時価会計(広義)の処理です。資産(負債)について、毎期末の時価により評価替えを行い、評価差額(含み益・含み損の合計)を損益計算書を経由せずに直接自己資本に計上する方法です。その他有価証券など、直ちに売却
1990年代の国際的な潮流... の続きを読む
考えてみれば、まだまだ日本人の住環境は貧しい。しかし、これは狭い日本では仕方のないことである。べつに日本人が悪いわけではない。そもそも、自然災害が多く平野の少ない国土に、1億人以上もの人間がひしめき合っていること自体が、問題なのだ。それでも、広くて快適なマイホームへの夢が捨て切れていないのはなぜなのか。戦後世代は、いままでイヤというほど欧米の大邸宅の様子をテレビ画面で見せつけられてきた。それも、な
もうマイホームと心中する愚行はやめよう... の続きを読む
夫婦の寝室の機能を考えれば、当然ながら夫婦が揃って眠るための場といえる。しかし、果たして眠るだけの場で十分なのであろうか。新婚時代の様子を見たり聞いたりしていると、寝室でなくとも家中どこででもベタベタしている。そんな状況だけを見ていると、夫婦別室なんてまったく想像できないが、実際の生活では、退職と同時の離婚や、あるいは、成長した子どもが結婚すると新婚当時のように二人きりなのにもかかわらず、空いた子
夫婦一緒が最優先される... の続きを読む
この敷地にどのようなデザインの建物が似合うのかを説明するために、敷地の特性を拾い上げます。この敷地特性を文章による箇条書にします。さらに街の風景写真、その敷地に隣接する道路の風景写真、そしてその敷地から見た隣地隣家の写真等を添付し、説明資料にします。しかしその敷地特性について、写真や箇条書だけではお客様への訴求力を持ちません。設計士の設計センスをお客様に理解しもらうためには、それらの写真を総合して
訴求力のある外観のイラストを提示... の続きを読む
唯一いえることは、過去の歴史を見ると、土地の値段は上がったり下がったりしており、今後も上がり下がりする可能性がある、ということだけだ。不動産のプロの多くは、「長い目で見れば、土地の値段はまた上がる。が、バブルのように大きく上がることはない」と見ている。ほかにも、駅周辺で再開発が行われて土地の値段が上がる地域と、都心から1時間半以上かかったり、地方都市ならば中心地から30分以上電車やバスに乗らなけれ
土地の価格はこれからどうなる... の続きを読む
下町風のところを歩いていると、築40年前後のボロボロの古い木造住宅が目に入った。よしここだ!と元気よく、「○○ハウスですが新築のご計画などおありかと思いまして参りました」と言うが早いか、出てきたいかにもケンカっぱやそうな角刈り親父に、「この野郎、因縁つけにきたのか!」と捲し立てられ慌てて退散。計画を変更して、今度は、山の手のちょっと古そうな一軒家を発見。「○○ハウスですが……」との言葉を遮り、金縁
玄関先のチャイムを押しても相手にされない... の続きを読む
「甲区」には、所有者は誰で、いつ、どんな原因(売買、相続、差し押さえ、仮処分など)で所有権を取得したかが記録されています。ここでは、売主と登記簿上の所有者が同一かを確認します。売主と所有者が違う場合は要注意です。たとえば、売主がマンションを相続して所有者となった場合、名義変更の手続きを行っていないと、登記簿上は前の所有者の名義が残ったままになります。こうした際は、売主に名義変更を行ってもらったうえ
売主と所有者が違う物件は要注意... の続きを読む
土地があるとできることがたくさんあります。花を育ててのガーデニング、自家製無農薬の家庭菜園、趣味のバイクや、車関連のいろいろな道具等を置いて楽しむなどです。家を建てる以前にいろいろと想像して楽しむ時間ができます。もちろん、草むしりや、固定資産税の支払いもありますが、自分の好きなようにできるという意味では、やはり楽しみの方が勝るのではないかと思います。あそこに行けば自分自身がほっとできるスペースがあ
土地の購入が第一歩です... の続きを読む
友人は働きながら画家を目指しています。色々なビエンナーレに出展したり、個展を開いたりして、日々、腕を磨いています。友人は、1人暮らしをしています。以前は自宅兼アトリエとして、そこで生活をしていましたが、作品は大きいサイズのものもあって、だんだん部屋が手狭になってきたので、住んでいるアパートとは別に、作業するための部屋を借りることにしました。友人が借りた部屋は、駅から少し歩く距離で、築年数がかなり経
賃貸アパートをアトリエや趣味に利用する... の続きを読む
誰しもマイホームを欲しいと思いながらも、長年の不況による影響を受け、日本経済は冷え切った状況にあります。しかし、老後の家賃負担のことなどを考えると、マイホームを購入したい、しなければ老後の生活は成り立たないかもしれないと考えて、貯蓄や投資などで資産を増やし、購入を検討しているサラリーマン・家庭は多いでしょう。特に若い世代で家の購入を考えている人こそ、中古住宅という選択肢があってもいいのではないでし
中古住宅を選択肢にいれるということ... の続きを読む
フランスにあるノートルダム大聖堂は2つの搭をもち、完全な形が残っているフランスでもっとも大きな聖堂です。1220年から建造開始、1266年に大半が完成し、その後も仕上げが続けられました。床に十字架や迷宮が施されているのも特徴的で、外面には数多くの繊細な装飾が施された建物です。この大聖堂にはヨハネの頭部と言われる聖遺物が保存されています。東ローマ帝国に侵攻した十字軍が持ち帰ってきたものと言われていま
フランスの象徴といえる建物... の続きを読む
マンションなどの共同住宅では、老朽化が進んでいるのに維持修繕が行われていなかったり、そもそもコストダウンのせいで強度が不足したりといったものが目立っています。おおまかに言って、こうした欠陥住宅ができあがるには2つの理由があって、1つは最初から安かろう悪かろうの住宅である場合、もう1つは業界の下請け体質(元請けがピンハネして各工事を下請けにまわす)が粗悪工事を招く場合があります。あまり公にはなりませ
マンションなどの共同住宅... の続きを読む
外部から調達される部材は、倉庫面積を節約するために、運び出される前日に集められ、コンピュータによって釘一本に至るまで管理され、現場へと出荷されるのである。工場で作られた部品は現場で組み立てられる。住宅で使われる部品の種類は多く、量も多いため、部品の精度はかなり高いものが要求される。かつての現場では、現場で精度を上げていった。しかしあらかじめ、工場で作られる部品はそうはいかない。すべてのものが寸法通
工場生産には高い精度が出せる素材が不可欠... の続きを読む
REITなら、不動産のことがあまりよくわからない人でも、資金が少額であっても気軽に不動産投資と運用に参加できるということで、創設の頃には大きな話題となりました。ただ、REITはあくまでも金融商品であって、不動産投資そのものではありません。そのために他の金融商品同様に多くの規制があります。また、制度が創設されてから歴史が浅いこともあって、まだまだマーケットにおける認知度が低い中で、リーマンショックを
足踏み状態のREIT... の続きを読む
最近のマスコミの報道によると、マイホームを建てようとしていた人たちが、あまりにも急激な地価高騰のため、マイホームの購入を諦めて乗用車を買うようになった。そのため、高価な乗用車が飛ぶように売れているという。だが、どうもこの報道、そのまま信じられそうにない。マイホームがないから、当然、駐車場に月極めで置くことになるが、月極め駐車場で高級な国産車や外車もあまり見かけない。どうも報道と違う。国産高級車や外
出発は安い土地から... の続きを読む
原則はその購入資金を出した人が名義人になればいいわけです。また夫婦間でお金を出しあって購入したときは、購入資金の割合によって共有名義にすればいいでしょう。一個の不動産でも名義人は何人いてもいいのですから、共有名義は大いに活用すべきでしょう。しかも共有名義にしておけば、売却したときの居住用財産の三〇〇〇万円の特別控除は夫婦二人分、つまり六〇〇〇万円が使えますし、相続税上も財産を家族に分散しておくとい
共有名義は節税対策に非常に有利... の続きを読む
なぜかと申しますと、景気対策や住宅対策のために、公庫融資は無抽選を原則にしてきたわけですが、すでに平成6年度分の資金は平成5年度分の積み残しの貸出実行の遅れ分で一杯になっています。これからのものは、予算の都合でどんどん先伸ばしになり、従来は住宅の完成後、1〜2ヵ月で融資の実行が行なわれていたものが、6ヵ月先になってしまうということもありました。そのために、公庫でマンションを買ったり住宅を新築した人
「つなぎ融資」の金利が不信を招く... の続きを読む
日本は、持家率も世界的に見てトップクラスにある。すでに市場としては欧米の主要先進国に数量的には並ぶ水準にあり、「成熟した」住宅市場という段階にある。国民が必要とする住宅数量があり、ストックとしては十分すぎるということになる。ここでは、これからの住宅供給についての日本の課題を、イギリスやフランスなどの成熟している国々との比較をしながら指摘しておきたい。人口と世帯数の減少が既定の事実となっており、これ
住宅の「質」と「量」は海外に学べ... の続きを読む
中古一戸建てを購入した場合、入居後しばらくたつと、増築の必要性が起こってくるケースが多いので、その敷地の余裕があるかどうかも大切なチェックポイントである。さらに庭を見て、いい庭だなあとか、いい木が植えられているなあ、などと感心して見ていると、売り主のほうから、庭石や庭木は搬出しますという申し出がある場合もある。したがってこれら植栽や庭石については、契約までに売り主と話し合っておくこと。また、建物を
敷地の余裕、搬出物、構造体のチェックも忘れずに... の続きを読む
住宅の敷地には、門・へい、あるいは庭木などがあるが、これらがそのままだと、建て替え工事に差支えがあることも多い。そんなときには、門・へいを取りこわしたり、移転したりすることが必要になってくる。門・へいがそのままだと、材料の運搬、あるいは工事そのものに支障があったり不可能だったりすることがある。とくにプレハブ住宅のうち、大型パネル方式やユニット方式のものだと、その可能性も多い。そんなとき、必要に応じ
門・へいの取りこわしが必要なこともある... の続きを読む
平面プランに色が塗ってあってわかりやすいとか、プランが3Dで立体的に見れるとか、模型を一番はじめから作ってきたとか、とにかく商談ごとのプレゼンテーションに重きをおくタイプがプレゼンテーション重視型だ。家づくりのプロセスによる分類の中でも、このプレゼン重視型は、最終できあがりではなく、プレゼンテーションの見栄えで判断してしまうため、家づくりにおいて、プロセスを一番重視しているともいえる。このタイプは
プレゼンテーション重視型... の続きを読む